百石幼稚園には、広い広い畑があります。
ジャガイモとさつまいもと大豆をたくさんうえても
まだまだ余ってしまうほどの広大な畑です。
広い畑で子供たちが学ぶのは「食の手間」です。
一個か二個芋を植えても、5~6個収穫しても
栽培の面白さは感じても、実際食べ物のありがたみを感じることはないでしょう。
百石幼稚園では、たくさん植えてたくさん収穫します。
収穫するのも一苦労なら、それを運ぶのも一苦労。
食べ物を作る苦労も体験して初めて
「食のありがたみ」がわかるのです。
苦労して運んだお芋はとってもおいしいそうです。
収穫の少ない年はがっかり。どうして?天気が悪かったから?
食べ物を収穫するのは大変なんだね。
自然は大事だね。太陽は大事だね。雨も大事だね。
自分の体験でしっかりと感じられるから
作る人の気持ちを感じることもできるようになってきます。
広大な畑があって、子供たちが体験できる環境は
本当に贅沢でありがたいことです。
今年もまずはジャガイモから。
子供たちの学びが始まります。